良い商品見つけた!
でも大丈夫かな
支援前にどこ見ればいいの
良い例が出たので読んでみて!
この記事を書いている人
- お国(ガチの行政トップから市町村まで)に年1億売っていた元商社マン
- 少ないお金で厳選し年30件ほどクラウドファンディングに支援
- 経験値が貯まってきたので目利き方法をご紹介
目次
結論:判断基準はアフターサービス(なぜAmazonは良いのか)
前回は「クラウドファンディングのすすめ」を解説した。
【クラウドファンディング】通販型だけ分かりやすく解説【おすすめまとめ】
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CMしてたけどなんなの?メリット・デメリットは?やり方が分からない、どこが良いの? 本当にお得なの?とりあえず絶対安心なやつ無い? ガジェオタが答える! ※ややこしいので「通販型」に絞るよ! この記事を書いている人・お国(ガチの行政トップから市町村まで)に年1億売っていた元商社マン・少ないお金で厳選し週イチ超えでクラウドファンディングに支援・毎日5サイト以上チェック・経験値が貯まってきた・返品交換、不良品対応経験あり この記事を読むと分かること1.クラウドファンディングの支援イメージ2.メリット・デメリッ ...
過去のプロジェクトを見る
Amazonで買い物をする時、アマゾンの評判をわざわざ調べるだろうか?
出始めた頃ならいざしらず、一度返品交換をしたことがあれば分かるだろう。
不良品があったならほぼ問答無用で応じてくれるのだ。
クラウドファンディングも同じ。
「この企画者、交換してくれるのか…?」
確認するのは極論これだけ。
Makuakeなら「活動レポート」という項目がある。そこが最重要。
出荷までの間に製造過程や検品風景を逐一アップデートしているか。
いっそアフターフォローをしたかどうかだけ見て判断しても良い。
そのコーナーはプロジェクト実行者が簡単に消すことも出来るので、非難が集まったり都合が悪いと全部消して何もなかったりする。
そこはやめた方が良いだろう。
さて、大手メーカーであれば
・何重もの検品、相性チェック
・技術屋天才集団
・充実の第三者テスト
それでも不良品は必ず出る。なので予備の部品や在庫、チェック項目などのマニュアルを完備しているのだ。
それに対しクラウドファンディングはいわば素人集団。
輸入型(海外などで良いグッズ見つけ代理店になる)ならまだその製造者に頼めばいい。
しかしメーカー型だとそうはいかない。
自分が無名・地方・資金不足で営業不能だったり、何かしら理由があるからプロジェクトの支援を募っている。
・検品は社員数名、相性チェックは自宅や友人宅の家電とかだけ
・製造は自分ひとりの腕にかかっている
・テストは自社工場でのみ
大手でも不良品が出るのに町工場で出ないわけもなく、当然問い合わせが発生する。
そこでちゃんと不良に向き合ったかどうか
今回非常に良い例が発生したのでご紹介したい。
怪しくても過去が良ければ判断に困らない
Makuakeで「スーパーナノバブル」と検索してみて欲しい。「岐阜のナノバブル研究家」が実行しているプロジェクトが出てくる。
お手本のように信頼性を築いた活動レポート群。これが資産となって次回から安心して大量の支援が舞い込むことだろう。
判断に困ったらここと比べて充実しているかを基準にしていい。
では解説。
この実行者、初見では怪しさ満点である。
- 本社ホームページへのリンクなし
- 初プロジェクト、過去の実績なし
- 安すぎ(バブル事業を知っている人はまず疑うレベル)
- やたらキレイなPRページ
※余談
バブル事業は一般的にまだ知られていないかもしれないが、ウルトラファインバブル自体は先端技術界で既に有名な分野となっている。
なんたって国の御墨付、官民連携事業なのだから。
東大・京大・三菱・国立研究所その他大勢。
何年も前から裏で大ブーム。
ドラム式洗濯乾燥機を検討した人なら聞き覚えがあるかもしれない。
東芝のZABOONが持っている特殊能力だ。
最近ではとうとうニトリが参入したので一気に普及するだろう。
興味があったら経済産業省も見に行ってみて。
"ファインバブル応用技術の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献評価を示したガイドラインが国際標準化されました"(2021年4月27日)
https://www.meti.go.jp/press/2021/04/20210427002/20210427002.html
私は既に別のプロジェクト支援で泡発生装置を持っていたので、いらないしスルーするつもりだった。
流行に乗って嘘の商品を売りさばく海外案件が増えていたのもあったから。日本人のフリをしているからまた厄介。
しかし直後に私は支援することとなる。
・誤表記への真摯な謝罪
・質問者への丁寧な回答
さては本当に田舎のおっちゃんだな?
うちの地元によくいるタイプ(道民感
プロジェクトは始まったばかりだが、その時点でサービスの良さが知れ渡った。
恐ろしい速度で支援が集まったのだ。
私もこの会社が作る次の商品が見てみたくなった。
ここで終わらせてしまってはだめだ。
今持っている老舗のファインバブルより良い物がこの世に生まれるかもしれない。
初プロジェクトでも初動を実績として判断可能
そして支援募集も終わり数ヶ月。
商品発送の段階となったのだが、当然不良が出る。
問題となったのは日立を始めとした相性。
大企業であれば少なくとも自社製品でテストは欠かさないし、こういった汎用性の高い製品であれば他社も含め十分にテストする。
しかし普通は無理。使えないと分かった支援者の一部が直接やりとりせず公の活動レポートで周知し始める。いつもの流れ。
ここがポイント。このあとプロジェクト実行者がどうするのか。(過去の募集でどうしたのか)
- 謝罪して最低限の保証をしたら終了。最悪ページ消して逃げる
- 対応する
①でもしょうがない部分はある。
クラファンはあくまで支援。製品化して市販する前に実験台となるのも役目。初期ロットだから安いのだ。
交換品を送ってもらい、それでも駄目ならまだ製造が甘かっただけの話。一般販売の時までには修正頑張って。
しかし消して逃げたならアウト。活動記事がなさすぎた場合全消しの疑いがある。
炎上してアフターフォローすらしなかった可能性があるのでやめておく。
②の場合、困らず判断を下せる。今回の「スーパーナノバブル」は素晴らしい対応をした。
- 真摯に謝罪
- すぐさま対応策を考案
- 必要な追加部材を即日発送
現在は相性問題のあった機種を発表中。
まとめ 迷ったら実績確認、裏技も使う
①過去の実績で判断
②無ければ初動で判断
クラウドファンディングの性質上、初プロジェクトで実績がない場合も多い。
・商品が良い
・でも怪しい
・詐欺でも許せるか許せないか微妙な値段
裏技がある。
メッセージで直接連絡してしまおう。
- すぐ返信が来たか
- 日本語が怪しくないか
- 実はホームページのリンクがないだけでは?
これが実績になる。良ければ「アフターサービスも良さそうだな」と賭けに出られる。
3は実行者が純粋にパソコン苦手なパターンがあるのよ。
町工場で製造一筋!下請けで創業数十年の職人!みたいな人ね。
ちゃんと会社もあれば技術も凄いんだけど
・ホームページなし!
・SNSなし!
・HPあるけどリンクつけ忘れ!
みたいな。
初見だと怪しい。
「今どきホームページもないとか、本当に存在しているの?詐欺案件じゃない?」
よくよく確認してみたら本当は不器用なだけとかね。
もっと踏み込んだ解説が次回よ↓
【クラウドファンディング】支援前にチェック【それAmazonにない?】
そんな感じで
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